発達障害の子育て

【体験談】適応指導教室のメリットとデメリット【不登校の子におすすめ】

 

疑問・悩み

  • 不登校生活で、できる最善のことって何かある?
  • 適応指導教室がどんなところか知りたい

こんな疑問・悩みを解決していきます。

 

本記事の内容

  • 適応指導教室の内容
  • 適応指導教室のメリットとデメリット
  • 適応指導教室を利用する長男の様子

 

ただし、長男の利用する適応指導教室の内容になっています。

お住いの自治体によっては違う場合もありますので、「適応指導教室+お住いの地域名」で検索するか、自治体にお問合せしてください。

適応指導教室への不安を減らし、前向きな不登校生活を送れるようになっていただけたらうれしく思います。

適応指導教室①内容

適応指導教室とは

 

長男の通う適応指導教室の内容を紹介していきます。

 

適応指導教室とフリースクールの違い

適応指導教室とフリースクールの大きな違いは、無料か有料かです。

適応指導教室は自治体運営なので無料です。

フリースクールは有料で、なかなか高いです。

 

でもフリースクールは様々な学び方ができます。

家計に余裕があれば、選択肢に入れてもいいですね。

東京都の場合は、来年度から補助金が月2万円になるので、選択肢が増えそうですね。

 

適応指導教室の授業

時間割があるんですが、学年もバラバラなので基本は自主勉強です。

先生が見回りして、分からないところは教えてくれるそうです。

人数も少ないので、授業中はとても静かです。

 

らくママ
らくママ

家庭でやるよりは、親の負担は大きく減るので助かります。

 

小集団活動

調理実習、スポーツ、校外学習などもあります。

 

しかし小集団活動にが苦手なお子さんもいるらしく、参加は強制ではないそうです。

参加できない子は、自主学習して待っていてもいいそうです。

長男も参加したくない派だったので、選択肢があったのは助かりました。

 

らくママ
らくママ

小集団生活は、コミュニケーションを少しでも体験させて親には助かります。

 

適応指導教室②メリット

適応指導教室のメリット

 

適応指導教室のメリットを紹介したいと思います。

 

出席扱いになる

適応指導教室に行けば、学校の出席扱いになるんです。

これは大きいです!

特に受験がある中学生にはありがたいですよね。

 

ただ出席した日にちは生徒が申告する流れだったので、記録しておく必要がありました。

 

少人数で静かな環境

長男が通う適応指導教室は、少人数で大変静かな環境です。

教室がうるさくて嫌がっている長男には最適な環境なのです。

 

私も見学で行ったのですが、私語は全くないです。

先生たちも「普段から静かです」と、仰っていました。

 

らくママ
らくママ

聴覚過敏の長男には疲れにくい環境なので助かっています。

 

生徒間の距離感が選べる

授業は自主勉強だけど、小集団活動の時間もあります。

でも集団活動が苦手な長男は、参加せず自主勉強をしています。

集団活動の参加に決定権が本人にあるので助かっています

 

生徒間の距離感は適度におけるし、交流したければできる。

 

らくママ
らくママ

本人に決定権があるのは、発達障害の子どもにはメリットになります。

 

適応指導教室③デメリット

適応指導教室のデメリット

 

 

適応指導教室のデメリットを紹介します。

 

給食がない

これも自治体によって違うかもしれません。

長男が通う地域の適応指導教室では、給食がありません。

 

これはかなり痛手ですが、しょうがありません。

弁当か近くのコンビニで買い出しです。

コンビニがあるだけでも、ラッキーでした。

 

教材は自分で準備

適応指導教室の授業は自主勉強なので、問題集を持っていかなくてはなりません。

 

最初は問題集を購入したり、無料プリントを印刷していました。

でも現在は、学校で使う漢字と計算ドリルと問題集です。

教科書にも少し問題が掲載されているので、そこを解くようにしました。

どうにか学校の教材だけで、やれました。

 

 

支援教室・支援学級との併用ができない

自治体によるかもしれませんが…

特別支援教室・特別支援学級に在籍している場合は、適応指導教室は利用できません。

 

長男は、通常級在籍で特別支援教室に通っていたのですが、適応指導教室を利用するために退室しました。

事情があるんでしょうが、長男がたまに行く学校は支援教室の日だったので残念です。

 

学校行きを促すところもあるらしい

適応指導教室のデメリットで調べると、学校に行くことを促されることという意見を見かけました。

隣の自治体も、適応指導教室は学校復帰を目指すところだと聞きました。

 

長男が通う適応指導教室はそんなことはないそうです。

適応指導教室に通って高校に行った子供たちもいると聞きました。

 

これは自治体によって違うので、最初に方針を聞いておくといいですね。

 

適応指導教室④長男の場合

長男の適応指導教室

 

不登校だった長男が適応指導教室を利用する様子などをまとめました。

 

初日は手ごたえあり

静かな環境は、長男も気に入ったようです。

通っている子供たちが静かで、おそらく怒鳴られる場面もない印象でした。

「通いたい」と言ったので、利用を決意しました。

 

通えない日々

ただ学校よりも遅めのスタートの朝でも、長男には厳しいようでした。

やっぱり朝起きられないんです

 

ポツポツと行きましたが、寒くなってから行かなくなりました。

「たまに今日は行く?」と聞くと、「今日は行けない」と答える日が続きました。

 

午後にしたら行けた

お昼ご飯を食べてから、午後からだと行けました。

午後に行ったことがなかったので、最初は渋っていました。

ある日突然、「行く」と言い出したのです。

 

長男には、この時間帯が合っているかもしれません。

様子を見て続けてみようかと思っています。

 

適応指導教室⑤まとめ

適応指導教室のまとめ

 

学校にいけない子供たちの居場所の一つの適応指導教室。

長男は小学生と中学生で利用しました。

 

学校よりも遠かったので、利用回数は思ったより増やせなかったです。

それなのに、受験のフォローをすごく協力してくれて助けてくれました。

 

らくママ
らくママ

長男にとって、居場所のひとつになってくれたのは間違いないです。

 

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「面倒くさい」が口グセのズボラな母親│少し大変な発達障害の子育て・家事・ワーママの仕事を、少しでも楽にするコツ・方法を研究中

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