
秋田県の小学校の学力1位は有名ですね。
テレビでも取り上げられ、書籍もたくさん出ています。
私の子供達が通う学校もまねしているようで、家庭学習ノートは子供達が毎日自主勉強をするきっかけにもなりました。
秋田県式家庭学習ノートのメリット
- 勉強嫌いにならない
- 勉強をする習慣がつく
- 親子間・親と先生間のコミュニケーションツールになる
この記事では
この2冊から一部抜粋して、家庭学習ノートを使っての具体的な勉強方法や親の働きかけ方を紹介しています。
秋田県式家庭学習のルール
子供の家庭学習のルール
- 決まった時間になったら机に向かう
- 机の上には学習用具だけを置く
- ながら勉強はしない
- 復習を大事にする
- 家庭学習のルールは自分で決めさせる
- ていねいに、正しく文字を書く。持ち方や書き順も気を付けよう。
- 教科書をしっかり学習する
家庭学習の親の働きかけのコツ
- 勉強嫌いにさせない
- 子供の頑張りを認めてあげ、ほめてあげる
- 子供がいつでも尋ねられるところにいる
- 親子の触れ合いの場にする(例えば親子読書・対話・得意なことを褒めるなど)
- 秋田の子のテスト答案は、「無答率の低さ」もあるそうです。答えが分かるまであきらめない習慣もつけさせるために、解き方のヒントや調べる方法なども定着するように働きかけた方が良いそうです。
子供の成績アップのための学校との連携のコツ
- 担任の先生に気軽に相談する関係になっておく
- 指導に疑問を感じたら、遠慮なく言ってみよう
- 学校行事など、学校に行く機会があれば積極的に行きましょう
- 学校に行く時は、子供の机やロッカーもチェックしよう
先生も色々な人がいます。
様々な不満も出てくることがありますが、文句を言っているだけではなにも良いことはないので、その不満に対してどうアプローチすれば良いか、親も考えて先生と接していく必要があります。
秋田県の学校での勉強の取り組み
- 読み・書き・計算|ドリル学習を中心に、週1のミニテスト、音読を日課にしたそうです。
- 音読も家庭学習の1つにして宿題にしていたそうです。

- うちの子供達の小学校も、音読の宿題、授業で振り返り、朝学習、家庭学習ノートなど行っています。
- 秋田県の学校の影響かもしれませんね。
- んー、その成果はあるだろうかは謎ですが…
- 我が家では家庭学習ノートは、勉強との距離感が近くなったきっかけにはなりました。
秋田県の家庭学習ノートのやり方
家庭学習ノートにおすすめのノートは?
- 1年生は18mm
- 2年生は15mm
- 3年生は12mm
- 4年生以降は、10mmです。
- 高学年は10mm横罫もいいけど、字を丁寧に書くのが苦手な子にはマス目がおススメです。
家庭学習の時間と量の設定
- 家庭学習は、学年×10分の時間と、見開き2ページ以上が目安だそうです。
- 学校で習ったことを定着できるように復習をする。
- 毎日続けることが大事。
家庭学習を始める前にすること
- 日付と始めた時間、終わった時間を書く
- これから勉強する目当てを書く
家庭学習が終わったらすること
- 子供は振り返りをする。なぜ間違えたのか、次はどうすれば良いのかを考えさせる。
- 親がノートをチェックしてコメントを書く。良い点をみつけてほめること。
- 中学年以降は自分で丸付けさせる。
- 間違いや粗末に行った所は、もう一度取り組ませましょう。
家庭学習の時間、タイミングのコツ
部活をしている子の場合は…
- 練習後はおなかが空くので、夕食後にする。
- テレビを見始めるとやめられなくなるので、テレビを見る前にする、と決めている子の例が紹介されていました。
- 自分の弱点をよくわかっていて、それをしっかり実践しているのはスゴイですね。
- こういう考え方を参考にして、勉強する時間を決めさせるといいですね。
家庭学習ノートが出来ていない子への対応法
- 家庭環境や部活などで出来ない日があっても、「頑張っているのは見ているよ」と伝えたい姿勢だそうです。
- サボってしまう子も中にはいて、あまりに続くようだと居残り指導をして、ルーズのままで中学高校になって困らないように、「しっかりやろう」と声掛けをしているそうです。
塾に通わなくてもなぜ秋田県の小学校の学力は高いのか?
- 秋田県の子供の通塾率は全国で47位と最下位です。
- 秋田県の子供は、学校で習った学習をしっかり復習しているので、習ったことが定着しているようです。
- それで学力は1位なので、学習する内容をしぼって学習する方が定着するんじゃないかな。
秋田県式の家庭学習ノートの具体的な勉強内容
秋田県式の家庭学習ノートの基本的な内容
- 3行日記(その日の出来事を、3行にまとめて記す日記)は毎日提出
- 教科書の書き写し
- 漢字練習
- 本を読んだ感想
- 作文など
- ときには自由なテーマで、漫画を描く、写真を貼る、料理のレシピなど何でもよくて得意な事、好きなことを伸ばすことも歓迎だそうです。
- おばあちゃんに昔の遊びについて、友達にクラブ活動の楽しさのインタビューをして文章にするなどもあるそうです。
家庭学習ノートの国語の勉強法
- マス目の中にていねいに書くようにする。
- 辞書を使う習慣をつける。
- 文字の読み書きの練習や、文章を組み立てて書く基礎練習を繰り返しましょう。
- 「何がどうした」形式の主語と述語を組み合わせた短文づくりにも取り組んでいきましょう。
- 中学年以降は、漢字練習のほかに、辞書を使って言葉の意味を調べて書き写しましょう。
- 高学年は、新聞やニュースなどで気になった事柄について、自分なりの感想や意見を文章にしてみましょう。
家庭学習ノートの算数の勉強法
- 数字をていねいに読み取りやすく書くように心がけましょう。
- 絵や文章を組み合わせて問題を自分で作ってみると、算数に対する理解を深められます。
家庭学習ノートのその他の教科の勉強法
- 中学年は、自分が興味のあることを図書館で本を借りて調べる。
- 高学年は、資料を活用し、グラフや表にまとめるなどの工夫をしましょう。
- 高学年は、ノートを縦2分割して左に自分の間違えた問題を、右に途中式・正解を書き、注意するポイントや間違えた理由を書いていくというスタイルの弱点克服ノートを作る学校もあるそうです。
参考資料
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【まとめ】高学歴有名人・話題の勉強法から自分の勉強法を見つかる
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学力1位の秋田県の勉強法のまとめ
- 毎日決まった時間に、勉強をする
- 家庭学習ノートは、始めた時間と終わった時間、目当てを書く
- 子供が勉強嫌いにならないように、家庭学習ノートが終わったら認めたコメントを書く
- 答えが分かるまであきらめないように、解き方のヒントや調べ方など導く
- 学校は担任との関係を築き、学校へ行く機会があれば積極的に行く。
- 学年×10分が勉強時間の目安です
- 塾に通わず、学校で習っている内容だけしっかり勉強をして定着させている子が多い

- 家庭学習ノートで子供達が自主勉強をやるようになりましたが、同じ時間に・ていねいになどはうちの子供達には難しいかな。
- 基本的に時間ではなく、ノート1ページ分というハードルの低さで定着していると思うので、このままでいいかなとも思っています。
- 出来る部分だけから始めればいいかなと思っています。
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