発達障害の子育て

コミュニケーション改善法

2020年9月4日

 

発達障害の子供のコミュニケーション

 

発達障害の人は、コミュニケーション能力がないとよく言われます。

でも発達障害の子供を多数派の子供と同じようなコミュニケーションが取れるように矯正や訓練するのはよくないと思います。

 

しかし…

特性が強すぎて家族関係が悪化した知り合いの旦那さんの話を聞いたんですが…

家族からも嫌われ 周りが大きく困る事態になっているそうです。

 

これを聞いて…

少しはコミュニケーションで困らない方にしたほうがいいと判断しました。

 

このページでは

体験談・療育・発達障害の本や講演会などから学んだ対処法をまとめました。

 

発達障害の子供のコミュニケーションに関する悩みが少しでも役立てればと思いました。

 

発達障害のコミュニケーションの特徴①話し方

 

発達障害の子供のコミュニケーション:話し方

 

発達障害の子供の話し方は独特な場合が多いかもしれません。

うちの長男も…

  • 一方的にずっと喋る
  • 同級生にも敬語で話す
  • 距離感の調整が苦手

こんな特徴がみられます。

 

一方的にずっと喋ってる

自分の興味のあることを延々と話すんです。 相手が全く興味がないことで、食いついていなくてもです。

 

これで困っている親御さんは多いと思います。 私もその1人です。

 

相手が興味なさそうなことは気づいているかもしれません。

長男の場合は、話さないと気が済まないのかな?と思います。

 

対処法

  • 話が終わらなそうな場合は「用事があるから、あと5分聞くね」と伝える。
  • 通級では、「テーマを決めて1分間で話す」というゲームをしていました。

 

「話長いキャラ」としていくしかないかと思っています。

「話長いよ」と言われたら、「ごめんごめん」と返せるようになるといいかな、と。

 

話し方

発達障害の子供の話し方は独特なことが多いです。

 

長男の場合は…

  • 敬語で話す
  • 大人びたしゃべり方・言葉を話す

 

自閉症スペクトラムの子は敬語で話す

長男も同級生にも敬語で話します。

 

敬語に関しては、私はそのままでいいんじゃないかと思います。

 

専門家の方や、発達障害の本、栗原類さんの母親の栗原泉さんも …

大人になった時に困らないから、矯正しなくてもいいんじゃないか という意見なので、私はこの考えを選択しました。

 

ただ本人には

  • 同級生より年下の子には敬語で話すと浮くかもしれない
  • でも敬語は大人になってからは必要

と、伝えました。

 

らくママ
それをふまえて、本人は敬語で話しています。 あ、唯一弟には敬語で話しませんね。

 

大人びた言葉や表現をする

発達障害の子供には、子供が使わなそうな言葉や表現を使う子がいます。

頭が良さそうに感じますが、過大評価はしないように気を付けたほうがいいそうです。

 

ポイント

「~と言う事ね」と、さりげなく言い直す

 

言い方がストレートすぎる

言い方がきついと、嫌われるリスクが高くなります。

クッション言葉は教えておくといいなと思いました。

 

クッション言葉を教える

  • 言いにくいんだけど
  • 間違っているかもしれないけど

 

頼みごとがある場合は

  • 悪いんだけど…
  • やって欲しいことがあるんだけど

 

らくママ
大人が見本になって日常的に使うといいですね。
 

距離感の調整が苦手

長男も私も、人との距離を近づけるのが苦手です。

 

人との距離感に関しては、大人の私でも難しいです。

でも私は現在そんなに大きく困ってはいないので、私は対処はしていません

 

抱きつくなどの近すぎる場合は、対処をしたほうがよいようです。

 

私も子供のころは、近すぎたタイプでした。

知らない人に話しかけるのは日常茶飯事でした。

 

高校生くらいから人見知りをするようになったかな?

それくらいからは、逆に人との距離感を縮めるのが苦手です。

 

対処したい人は

「うざい」など言われた失敗を引きずらないこと、だそうです。

クールダウンして、うまくいった時のことを思い出して自分を励まし、友達のところへ戻ってみる、といいそうです。

 

参考文献:発達障害の子のコミュニケーション・トレーニング 会話力をつけて友達といい関係をつくろう

 

声が大きい

  • 長男は普段の話し声が大きいです。耳がキンキンします…
  • 私も若い頃にヒソヒソ話をしないといけない時に「声が大きい」と何度か注意されたことがあります。

 

学校でも声の大きさ表がありますよね。

  1. となりの友達が聞こえる
  2. 5人程度のグループ・班での話し合いで聞こえる
  3. クラスで発表で聞こえる
  4. 体育館の端から端まで聞こえる
  5. 校庭の端から端で聞こえる

 

これを参考に…

対処法

「声の大きさ、1つ下げてね」「声の大きさ2でお願いします」と声かけしています。

 

注意しすぎるのも気をつけよう

あと私、笑い声が大きいんです。 大人になった今でも油断すると大きいんです。

 

子供の時に笑うたびに父親が注意してきて、それが大きなストレスでした。

笑うという気持ち良い発散しているのに抑制される。

分かってるけど、完全にはできないんですよね。

 

らくママ
「抑制はほどほどにしましょう」、自分にも言い聞かせてます。

 

発達障害のコミュニケーションの特徴②会話

 

発達障害の子供のコミュニケーション:会話

 

発達障害の子供は…

  • 空気が読めない
  • 冗談が通じない
  • 話を聞かない

この3つの特徴の子供が多く、長男もそうでした。

 

空気が読めない

発達障害の特徴でよく「空気が読めない」と言われます。

 

人の気持ちが分からない「他者視点」がないからです。

相手の気持ちを考えろと言われても分からないのです。

 

私の対処法

テレビを見たり、本を読んでいるときに

  • 「この人は、こう思ったんだね」
  • 「もしかして、こういう事情があったかもしれないよね」

と、一応「色々な考え方・事情を持った人がいる」ということを口癖のように言っています。

 

冗談が通じない

発達障害の人はよく「冗談が通じない」と言われます。

 

言葉のまま受け止めちゃうようです。 その特性で「行間が読めない」とも言われます。

 

対処法

  • 話をする時は、そのまま受け取っても良い言葉を使う。
  • バラエティ番組を見せる

 

らくママ
アメトーークなどを一緒に見るようになり、冗談は通じるようになったと思います。

 

話を聞かない

長男の場合は、未就学児の頃に話を聞くのは苦手だと言われました。

心理士さんからも「発信はできるけど受信ができない」と。

 

対処法

  • 聞き方を褒める
  • 「聞いてくれてありがとう」と感謝する

 

年齢が上がると成長もするので、現在は「話が聞けない」とまではないです。

発達障害の子供も、ゆっくりですが成長しますからね。

 

発達障害の子供のコミュニケーション③問題

 

発達障害の子供のコミュニケーション:問題

 

発達障害の子どもによくみられるコミュニケーションの問題は…

  • 人のせいにする
  • 負けるとキレる
  • 友達がいない
というか、うちの子供たちの特徴ですね。

 

悩んでいる親御さんも多いんじゃないかなと思います。

 

人のせいにする

長男が「すぐ人のせいにする」んです。 自分に非があっても、弟のせいにします。

 

療育センターで言われたのが…

人のせいにするということは「自己肯定感が下がっているから」と言われました。

 

その時に言われた対処法が…

対処法

とにかく話をしっかり聞いてあげてと言われました。
 

療育でも自己肯定感を上げるために得意なこと中心で、苦手なことは少しだけになっています。

 

負けるとキレる子への対応法

次男がゲームなどで負けるとキレたり・怒ったり・泣いたりする子でした。

カードゲームなどで怒ったり泣いたりするのは、幼稚園で卒業してましたが…

 

小3になって我が家にゲームがやってきたんです。

カーレースのゲームです。

 

上手く運転ができないとキレるんですよね…

長男に八つ当たりもしちゃいます。

 

  • 学校の通級でも「負けず嫌い対策」は必ずありますよね。
  • 親の会でも高校生くらいの息子さんが、キレながらゲームしている話を聞いたことがあります。

発達障害あるあるですね(^-^;

 

対処法

  • ゲームなどをする場合は、前もって説明しておく。
  • 負けて怒らなくなったら褒める
  • 大人が数回負け続けて、その度に「ま、いいか。次やろう」と負け方を教える。
  • ゲームの度に、ご褒美がもらえる順位を変える。ビリでもご褒美がある場合も作る。

 

次男が最近、ゲームでうまくいかなくても、明るく実況しながらやるようになりました。

多分、他の家族が怒ってやっていないのが見本になっていたんじゃないかと思います。

 

友達がいない

親は「子供が友達と楽しく遊んでいる」を理想とします。

今の子供に友達が必要なのかは、子供によって違うと思うんです。

 

「友達がいない」ことに関しては別記事で書きました。

詳しくは
子供に友達がいない時の親ができること
【子育ての悩み】子供に友達がいない時に親ができること

続きを見る

>>>別記事

【子育ての悩み】友達がいない子の親の不安を解消します

 

発達障害のコミュニケーション④改善のコツ

 

発達障害の子供のコミュニケーション:改善のコツ

 

発達障害の子には言って聞かせるでは伝わりにくいかもしれません。

伝わる方法、トラブルに備えるコツなどをまとめました。

 

基本的な対処法

  • 何が良かったかを伝える。適切な行動を教えてほめる。
  • 自他との境界線が分からない場合は、モデルを目の前で見せる・教える
  • 自分を知り、自分が苦手じゃない場を選べるように

 

衝動性の強い子供の言動

衝動性の強い子は、とっさに望ましくない事を言ってしまうこともあります。

 

その場合は… こども発達支援研究会 の研修会で先生が仰っていたのが…

衝動性は特性なので、衝動性のある言動を悪とするのは良くないとのことです。

それよりも、衝動のある発言をした後にフォローできるように育てることが望ましいそうです。

明るく切り抜ける方が理想だそうです。

 

例えば、ぺこぽのギャグの…

  • 悪くないだろう
  • 時を戻そう

は、結構使えるそうです。

 

イヤなことを言われた時に備える

イヤなことを言われると、ついカッとなりやすいのが発達障害の子供たちです。

こんなイヤなことを言われた時の返しを練習しておくと、後悔しない怒り方ができるかもしれません。

 

  • テストの点を見て「ひっどい点」と言われた時 →(例)「心配してくれて、ありがとうね」
  • ママの事を「だれ?あのおばさん」と言われた時 →(例)「うちのお母さんだよ、何か?」
らくママ
毎回じゃなくても、まずは1回でもできたらいいな、と思っています。

 

マナーを教えておく

まずは子供が公共の場・外で、迷惑・不快にさせないようにマナーを教えておきましょう。

意外と「知らなかった」ということが多いです。

 

公共の場を始め、友達の家・自宅でのマナーで取りこぼしがないように教えておきたいですね。

詳しくは
【子供に教えたいマナー】いちばんやってはいけないマナー違反とは?
【子供に教えたいマナー】いちばんやってはいけないマナー違反とは?

続きを見る

>>> 別記事

【子供に教えたいマナー】いちばんやってはいけないマナー違反とは?

 

発達障害のコミュニケーション⑤対策

 

発達障害の子供のコミュニケーション:対策

 

発達障害のコミュニケーションのおすすめ本3選

 

らくママ
発達障害の子供の問題になりそうなことや、それに対する対応法など丁寧に解説してくれています。

ASD・ADHD・LDの子供へのそれぞれの対応法も勉強になりました。

 

 

らくママ
発達障害の子供のコミュニケーションの基本を丁寧に教えてくれている1冊です。

聞く・気持ちの読み取り・順番に話す・質問・謝罪・話題選び・自己表現・距離の取り方などのトレーニング方法を順番に学べます。

 

 

らくママ
コミュニケーションの能力を、指先と全身を動かすことからアプローチする木村順先生の感覚統合の本です。

遊びの延長でできて、親子のコミュニケーションや運動にもなります。

 

発達 障害 コミュニケーション 療育

発達障害のコミュニケーション能力を上げることを目指した療育があります。

 

アンゲーム

長男の療育ではよくアンゲームをやっています。

 

アンゲームは、すごろくで止まったところの質問に答えるゲームです。

長男の療育では先生と私も参加して、様々な考えを知る良い機会になっていました。

 

 

放課後デイサービス

長男は不登校で友達もいません。

小集団の活動をする放課後デイサービスを週1で利用しています。

 

思春期以降は、家族に言えない悩みが相談できる場所にもなることを願っています。

 

環境設定

以前、新聞で見たんですが…

コミュニケーションが苦手だから、仕事は1人でできる仕事を選んだという発達障害の方が紹介されていました。

 

らくママ
そういう環境にするというのもひとつの方法だな、と思いました。

 

発達障害の子供の子供のコミュニケーション:まとめ

 

発達障害の子供のコミュニケーション:まとめ

 

発達障害の子供のコミュニケーション方法は少数派かもしれません。

私は子供たちが大人になるまでに、困り感が少しでも減ればいいかなーと思っています。

 

多数派のコミュニケーションを求めないことは基本です。

発達障害の子供の特性を生かして、良い方向を目指すことが理想ですね。

 

「話が長い」

「知識披露が鼻につく、うざい」

らくママ
そんなことを言われても笑いに変えている林修先生とか目指せるといいな、と思っています。

 




ブログランキング

 にほんブログ村 子育てブログ 発達障がい児育児へ

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

らくママ

グレーゾーン小4次男は特別支援教室利用・ADHDとASD混合の中1長男は支援級情緒クラス | 発達障害の子育て・不登校・家庭学習について | 発達障害の子育てを少しでも楽にして笑って過ごしたい

-発達障害の子育て
-

Copyright© らくママノート|発達障害の子育てブログ , 2021 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.