片付けが苦手だと…
- 物がどこにあるか分からないので忘れ物も増える
- 持って行くもの・家の鍵などが見つからず遅刻する。
他の困り事も増えてしまうんですよね。

私も片付けができなかったので知ってるんです!
負の連鎖が半端ないんです…
だから子供に完璧は求めません。
しかし困り感が少なくなるように、教えていきながら片づけ力を育てたいです。
自分の体験、子どもの様子、子どもの片付け力アップする本を読んで…
- 子供はどうして片付けしないのか?
- どうすれば片付けをする気になるのか?
- 片付けが苦手な子がラクに片付けできる方法は?
発達障害の子供が少しでも片付けができる方法を調べました!
少しでも参考になると嬉しいです。
発達障害の子供の片付け①片づけない理由
子供がなぜ片づけないのか?
まずは、その理由を聞くこと・知ることが大事ですね。
整理をする力がまだない
長男はワーキングメモリと処理速度が低いせいか、整理をする力がまだないです。
1人で全部はまだ無理です。
「脳の機能障害」なので、できないんです。
できないことを無理強いすると、子どもはますます片付けが嫌いになります。

子供に合わせて、「手伝い・片づけやすい環境設定・教える」で片付けでの困り感を小さくする子が目標です。
完璧じゃなくてもいい、は忘れずに。
優先順位が低い
次男は整理整頓は得意です。
しかし、長男よりも散らかっています。
次男にとって、片づけは優先順位が低いんです。
他のやりたいことをやっちゃうんです。
「気づいたらもう寝る時間」という印象です。
次男の場合は、時間の管理能力が問題です。
片づけのメリットを感じていない
- 子供なりに片づけても、完璧じゃないとやったのに怒られる。
- 散らかっていても、子供は不便さに気付いていない。
- 子供にはやりたいことを中断してまで、片づける理由がない。

片づけは子供にとって「お母さんに言われたからやる」作業 、つまり「人ごと」になっている。
発達障害の子供の片付け②片づける気持ちにさせる
命令するだけでは、子供の片付け・整理する力は育ちません。
子供が納得して片づけるように促すコツがあるようです。
片づけるメリットを教えてあげる
- 物をさがす時間がないと、自由時間もその分長い
- 広いスペースで遊べるようになる。
- 物を踏んで壊す可能性がなくなる。
- お母さんがイライラしなくなる。

損得で伝えると、効果があることが多いです。
子供が片づける気になる声かけ
- 「片づけて」じゃなく「元に戻してね」と伝える。
- 「ここに物があると家事がしにくくて困るから戻してね」など片づけて欲しい理由を具体的に伝える。
- 子供が集中している時は、なるべく声掛けは避ける。
- 細かい注文は慣れてきてから少しずつにして、まずは片づけてくれたら感謝する。
- お出かけ前、食事前、寝る前など片づけるタイミングを決め、声かけをしましょう。

無理強いさせないことが大事ですね。
子供の片付け・整理が楽しくなるコツ
- 片づける場所を子供に決めさせる
- 片づけの時間には、子どもの好きな曲をかけてあげたり、テーマソングをかけたり歌ったり楽しめるようにしましょう。
- ゴールの時間を決めて、「よーいスタート」と勢いをつける。

学年が上がると、難しくなるかもしれません(^^;
発達障害の子供の片付け③環境設定
片づけやすい環境設定は、子どもと一緒に考えるといいですね。
発達障害の子供が将来、自分でも「どうすれば片づけやすいかな?」と考えられるように育てることも大事です。
物を少なくする
- ものを買う前に「本当に必要か?」
- 思い出の品物以外に、1年使わなかったものはいらない。
この物を少なくすることは本当に大事。

私も少なくしてから、片づけられるようになりました。
子供のお気に入りのスペースにする
- 子供にかっこいい子供部屋の写真など見せて、どんな部屋にしたいか考えさせる。
- お気に入りのおもちゃなどを飾っている写真なども見せる。
- 子供が使うスペースのインテリアなどは子供に決めさせる。
ポイント
かっこいい子供部屋を見せるのは、インスタグラムがおススメです。
次男にインスタの 「 #レゴの収納」 など見せた時には、はりきってレゴの収納を自分で決めて考えました。
子供の片づけを少しでも楽にする
- 収納場所は、子どもの動線に合わせる・子供の意見を聞いて決める。
- よく使うものは、取りやすい場所に。
- 元に戻す手間を最小限に。使用頻度が高いものは、入れるだけ、置くだけレベルにする。
発達障害の子供の片付け⑤それでも出来ない・イラつく
どうしても片付けが嫌い、やれない子もいます。
親は余裕がない日はイライラしてしまうこともありますよね。

そんな時の対応法も紹介しますね。
その子のレベルに合わせる
- 「片づけて」と言っただけですぐに片付け始めたらしっかりほめる。
- 少し待っても動かない場合は、笑顔で「じゃ、お母さん片づけるね」と片づけ始める。
- お母さんがほとんど片づけても、少しでも片づけてくれたら「片づけたね」とほめる
- 全然動かない場合は、最後の1つを「これ、入れて」と笑顔でお願いする。
- それでも片づけない場合は、「この子はこういう子だ」と割り切り、また翌日以降も繰り返す。
- 子供によっては、片づけた人だけのご褒美を用意するのもあり。
子供の片付けでイライラしない方法
普段は8割片付けでOKにしましょう 「いつもスッキリ」ではなく「(みんなで)5分でスッキリ」を目指す 夜寝る前、夕食前、出かける前、どれかのタイミングでみんなでするルールにする。
この「8割でOK」と「5分でスッキリ」は目からうろこでした。
他にも時間管理・お金の管理の方法をまとめています。
>>>別記事
【子供の自立を促す方法】大人になって困らないように管理能力アップ
発達障害の子供の片付け:まとめ
年齢に関係なく、その子ができるハードルに設定する。
子供が片づけができないのは当たり前です。
大人になるまでに出来るようになればいいな、くらいの余裕な気持ちで教えていきましょう。