発達障害(ADHD・自閉症スペクトラム)と診断されている長男。
長男が9歳の時は、小3の冬から小4の冬までです。
小3では「問題ない」と言われた長男でしたが…
小4ではストレスを感じる環境になったのか、チックなど心理的な特徴が見られました。
長男の9歳の時の大きな出来事は…
- 主治医から、「手を放す」方向に歩んでくださいと言われる
- 放課後デイサービスの利用開始
- 通級から特別支援教室に変わる
長男が9歳の時の特徴・成長記録をまとめました。
発達障害の9歳児①特徴
9歳の時に目立った特徴は…
ストレスや心理的がネックになっている特徴になっている気がします。
チック
コンサータを飲み始めた小1に少し出て以来収まっていたんですが。
4年生になった途端に、チックが増えました。
何かの原因で、4年生は大きなストレスを感じてしました。
主治医には「チックは気にすると悪化するから、気にしないように」言われました。
寝つきが悪い
寝つきの悪さが目立った気がします。
単純に年齢が上がったからなのか、心理的なものなのか。
0時なっても寝つけず、親の方が先に寝る日々も増えてきました。
この頃は毎朝起すのが大変でした…
社会が好き・得意
地理・歴史・公民など社会が好きで得意です。
4年生の最初には、都道府県の位置はすべて覚えていました。
ニュース、池上彰さんの番組が好きなようです。
4年生から社会があって、勉強嫌いという気持ちが薄れました。
知ってることは答えないと気が済まない
4年の担任に困っていると言われたのが…
「知っていることになると多弁が止まらない」でした。
発達障害の子に多い特徴ですよね(^-^;
話したい気持ちは大事にしたいけれど、授業の妨害になってはいけません。
落ち着いているときに、「話が前に進まないから短めに」と伝えました。
大人になるまでに気を付けられるようになるといいかと今は思っています。
発達障害の9歳児②小4の学校対応
小3の時には落ち着いていたんですが、進級間近でやや不安定になりました。
そして小4に上がって、ストレス・疲れでイライラ気味の印象でした。
担任
小4の担任が、嫌われている問題を起こしたことがある先生になりました。
内心「終わった…」と思いました。
ただ長男本人は担任のことを嫌うことはなかったです。
こちらの配慮の要望も聞いてくれました。
親からすると問題ないように感じましたが…
他の児童には嫌われていたので、親がいない時はどんな先生だったのか分かりません。
通常級での様子
- 小3の3月ごろ、長男イライラしていてトラブル多発だったらしい。
- 秋の運動会前後は寝つきが悪くなり、チックも出て、お疲れ気味の様子でした。
- 同じクラスに相性が悪い男の子がいて、長男もその子に執着しているようでした。
嫌いだからか、認知のゆがみなのか、必要以上に天敵の子を悪く言う場面もあったそうです。
不器用な子におすすめの彫刻刀
小4の図工で、彫刻刀を使うとのことで彫刻刀を購入することになりました。
不器用で、先端恐怖症の長男が彫刻刀を使えるのか?
怖がりなので安全ガードのついたサクラクレパスの彫刻刀に決めた。
この彫刻刀で、無事に図工の時間に利用できました!
スクールカウンセラーに言われたこと
スクールカウンセラーの先生には、長男が小2の時から相談していました。
共感して寄り添ってくれたアドバイスをしてくれるので、話を聞いてもらうだけでもスッキリさせてくれる先生でした。
発達障害小4の子育ての心得
「4年生は大変になるかもしれないけど、そこはあまり予防せず出し切った方が、中2で困らない」と言われました。
のちのち大きな爆発をさせるより、小さな爆発をさせておいた方が良いということですね。
過剰には予防したつもりはなかったですが…
ただトラブルなどを、先生が成長に結びつける対応をしてくれているかが大事だと思うんですが…
怖がり・不安が強い原因
長男の虫・プール・高い所・テレビや映画で追いかけられるシーンなど「怖い」ことが多いです。
私は想像ができないからと思っていました。
スクールカウンセラーの先生の予想は…
「~なったら、どうしよう」と想像力豊かすぎるのが原因じゃないかということでした。
確かにそうかもしれないと納得でした。
発達障害の9歳児③通級から特別支援教室へ
東京の通級が、すべての小学校に設置されることになりました。
呼び名も「通級」から「特別支援教室」と変わりました。
長男も、小1から小3までは違う小学校にある通級に通っていました。
4年生からは在籍校にも新しく特別支援教室が設置されることになりました。
特別支援教室の内容
授業内容は基本的に通級と変わりませんでした。
ただ臨機応変に苦手なスキルだけ選べるようになりました。
- SST(ソーシャルスキルトレーニング)
- 個別授業(苦手な漢字・書字対策)
抜ける時間が少なくなるメリットは大きいですね。
長男の特別支援教室での様子
少人数での授業なんですが、おしゃべりが止まらない。
元々、通級の頃からおしゃべりは止まらなかったんです。
予想される支援教室での長男のおしゃべりの原因
- 「いつもと違う、少人数だと先生の視線が強く感じて」緊張しているのか
- 在籍級で喋りすぎないように気を付けているので、支援教室で気持ちが緩んでしまうのか
支援者の方々に相談すると、この2つの予想をされます。
私もどっちかかと思っています。
ゆるんじゃうのか、緊張しているのか。
本人は「いつもと違うから」と言っていました。
発達障害の9歳児④放課後デイサービス
療育センターを卒業になり、「小集団で過ごす放課後デイサービスがおススメ」と言われました。
そこで、小3の冬から放課後デイサービスを利用することにしました。
放課後デイサービスの内容
小集団で様々な活動を行います。
長男の放課後デイサービスは…
- 工作
- ボール遊び
- ビジョントレーニング
- SST(ソーシャルスキルトレーニング)
長男の主な活動は、小集団のグループでボール遊びです。
学校で友達がいないので、放課後デイサービスで同世代の子供との交流の経験を目的にしています。
放課後デイサービスでの長男の様子
- 小3の冬の時期は、週2で利用していました。
- 4年生になると、疲れとストレスで週1に減らしました。
- 放課後デイサービスの小集団だと、怒ることもなく穏やかに過ごせているそうです。
長男の居場所・コミュニティが増やせて良かったです。
発達障害の9歳⑤まとめ
9歳の長男は、通級が変わったり、放課後デイサービスの利用開始と大きな変化がありました。
幸いなことに、この変化は長男にとってはメリットになりました。
支援教室は、他の子も支援を受けやすくなり、凸凹な子への距離も縮まったんじゃないかと思います。
そして放課後デイサービスは、長男の居場所の一つとしてコミュニケーションが学べるといいなと願っています。
長男の年齢別の特徴と成長の記録をまとめました。
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