現在、中3になる長男は、4歳の時に保育園から療育を勧められました。
その時はとてもショックで、帰宅後のキッチンで泣いたおぼえがあります。
発達障害のことをあまり知らないと、「白か黒」のような感覚なんですよね。
この記事では、そんな私たち親子の療育を勧められた後にやったことや変化などの体験談を書いています。
言われてショックを受けた親御さんの参考になればと思っています。
保育園で療育を勧められた時の話
もう10年前のお話ですが、今でも忘れらないです。
個別にお話ししたいと
ある日、お迎えに行ったら担任に別室に連れていかれました。
「お話があるので、明日お迎えの後に少し時間いいですか?」だったかな。
私の表情が曇ったのか、担任は「そういう子は、他にもいらっしゃいますよ」と言いました。
話の内容は、「問題がありますよ」な内容と知らされた感じでしたね。
心理士さんから言われた長男の困りごと
心理士さんの言う長男の困りごとは…
- 人の話をしっかり聞けないので、一斉指示がすんなり理解して行動にうつせない
- 筆圧が弱い
家では気づかなかったんですよね…
外出しても落ち着いてるし、問題ないなーと思い込んでいました。
その時の私も気持ち
私にわかりやすくするためなんでしょうけど…
筆圧の弱さを伝えるために、他の筆圧が通常な子の絵と長男の絵を並べて比較するんです。
比較はキツかったですね。
あとまだ信頼する気持ちがない人から指摘されるのって抵抗あるんですよね。
それも相まって、その後この心理士さんの顔は見たくなかったです。
これは私の残念な特性ですね。
初めての療育センター
保育園では予約しても何か月も待つかもしれないと言われました。
それくらい、予約が殺到しているとのこと。
予約、そして面談
電話をして1週間くらいで面談の予約が取れました。
行くと親子別々になりました。
私はひたすら話を聞いてもらいました。
きっと療育センターに初めてくるお母さんは、それまでに大変だった方が多いです。
そんな親御さんたちの毒やつらい気持ちを吐き出してあげているようでした。
長男は作業療法士さんか心理士さんが遊びながら、どのくらいの発達なのかチェックされていたんだと思います。
そして「一緒にがんばりましょう」と言われ、利用することにしました。
療育センターでやること
長男の場合は、遊びの延長みたいに体や指先を動かす療育をしました。
あと検査設けられて、長男に合った環境設定や対応を丁寧に教えてもらいました。
療育センターは、発達障害の子どもを普通の子にしてくれる場所ではありません。
勉強方法、環境設定、子供への対応法など、その子にあった方法を教えてくれます。
特に親の子供への接し方などは、知っていると親も楽になります。
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相談に乗ってくれる頼もしい存在
私がいちばん信頼して相談に乗ってくれる機関です。
病院は診察の時間が短いので、ガッツリ相談は難しんです。
急用な問題があれば、すぐに相談に乗ってくれていました。
私はたくさん助けてもらいました。
今は安定しているので、年に2回ほど個人面談があります。
その時に、いろいろ相談に乗ってもらいます。
療育を勧められた現在の私たち
4歳から療育を始めた長男は、今は14歳になりました。
療育センターとは、10年のお付き合いになります。
現在の長男
中学3年生になった長男。
現在は不登校です。
「じゃ、療育意味ないじゃん」と思う方もいるかもしれません。
でも学校に行けないことは失敗じゃないです。
自分で選んで決めたんです、学校は合わないと。
どんな将来が待っているかは分かりません。
でも、長男は毎日笑って過ごしています。
私はそれだけでも「失敗じゃない」と思っています。
相談相手・話し相手になってくれます
現在も療育センターに通っています。
月に1回、心理士さんとマンツーマンで療育を受けています。
話をたっぷり聞いてもらいながら、長男の本音を引き出してくれています。
私が知らない長男の気持ちを知ることが多いです。
本当に助かっています。
まとめ
療育を勧められた時は、ショックでした。
でも今は、療育センターを利用して本当に良かったです。
あのままでは、私は間違った対応で長男をムダに叱り続け、笑顔を減らしていたと思います。
まだ心の準備ができていない親御さんも、発達障害の子育て本を読んでください。
せめて家庭で間違った育て方をしないようにして欲しいです。
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そんな私の思考や言動の変化をまとめたので、参考にしてください。