発達障害の子育て

発達障害の怒らない子育てが結局はラク【短気の母もできました】

 

らくママ
らくママ

発達障害の子どもを育てる時、怒りすぎて後で後悔することってありますよね。

 

私も子供が小さい頃は、毎日のように怒鳴っては、子供の寝顔を見て後悔する日々でした。

 

発達障害の子どもは怒ってばかりだと、二次障害など余計に大変になるんです。

最近の私は、怒鳴ることもなくなり、発達障害の子育ても以前よりは楽になりました。

 

この記事の内容では

怒鳴ってばかりだった短気な私でも、怒る回数を減らせた考え方をまとめました。

 

起りすぎて後悔しているお母さんの参考になれば、うれしいです。

 

発達障害の子育ては怒らない方が親もラク

 

 

発達障害の子どもは、、怒りすぎると親子で悪循環におちいります。

後悔する前に、ぜひ知っておいてください。

 

二次障害

怒りすぎると、二次障害になるリスクが高くなります。

 

二次障害とは

  • 抑うつ
  • 強迫性障害
  • 引きこもり
  • 暴力
  • 自傷行為

など、あげられます。

 

余計に子育てが大変になってしまいます。

 

指示が通らない

子供に恐怖を与える怒り方だと、伝えたいことが伝わりません。

「自分は何が悪かったのか、間違ったのか」を子供が分からないままです。

それが分からないと、また同じことを繰り返してしまいます。

 

伝えたい時は、親も冷静を心がけた方が楽です。

 

子供の手本になっているから

私も以前はよく怒鳴っていました。

この怒り方、子供にそのままコピーされるんですよ。

 

先生たちには「お母さん、こういう怒り方するんだな」とバレるんですよねー

つまり、親は子供のお手本になるんです。

 

子供になって欲しい姿は、自分がちゃんと実行しないといけないんですよね。

 

怒る基準を見直す

 

怒鳴ってばかりいた頃の私は、怒る基準が低かったです。

この基準を見直すことが、怒らない子育てのポイントになりました。

 

怒らなくていいこと

以前の私は、怒らなくていいことで怒っていました。

 

怒らなくていいこと

  • 物をなくしたり、壊してしまった場合は、「子供は失敗をして学ぶ」ので叱らなくていい
  • 子供が出来ないこと
  • 子供が自分の思い通りに動かないから怒るはダメ

 

よく考えたら、怒らなくていいことばかりでした。

これで怒るのは、ハードル設定が高すぎですよね。

教えて失敗してを繰り返して、子供は成長するもんです。

 

 

多くを求めない

多数派の子が当たり前にできていることが、発達障害の子どもにはできないことがあります。

つい「できていないことを、できるように」と考えていました。

あれもこれもでは、子供は自信をなくすし、複数の課題はしんどすぎます。

 

複数の課題がある場合は、今いちばんできると本人も助かる度1位のひとつに絞りましょう。

ゴールが近い方が、子供もやる気が出やすいですしね。

 

親子は対等な関係

アドラー心理学では、親子は対等な関係であるべきと言っています。

「子供のことを尊重する」ことが大事だという事です。

 

子供は親の人形ではない、子供の人生は子どものもの。

だから、子供のことは子供本人が決めてやる。

 

アドラー心理学の子育てを知ってから、私は楽になりました。

くわしく別記事でまとめています。

子育てが楽になる、アドラー心理学の親がやるべきこと

 

 

怒る基準

人やものをわざと傷つけた場合は、さすがに怒ります。

でも感情的に怒鳴らず、冷静に厳しい口調で伝えます。

 

私の偏見かもしれませんが…

子供の学校では、若い女の先生のクラスが学級崩壊になる場合が多いです。

怖い顔も持っていることも必要なのかな、と今の時点では考えています。

脅しではないけど「調子に乗りすぎるとヤバイ」と思わせることも大事かな、と。

まだ「これが絶対に正解」とも言い切れないんですが…

 

 

怒らない伝え方

 

私は言い方がキツイので、怒っている回数が多くなっていました。

伝え方を気をつけただけで、怒る回数はグッと減りました。

 

なぜしたのかを聞く

親目線では「悪いこと」とうつった出来事も、子供にとっては何か理由があったかもしれない。

その理由を聞いてみると、「怒ることではなかった」に変化することもあります。

 

子供の言い分を聞くことは、忘れないようにしたいですね。

怒る前に「え、何でしたん?」を習慣化です。

 

注意する

子供に「なぜ、したのか?」と聞いて、子供が悪い場合は注意すればいいです。

 

子供は間違えたり、忘れたり、失敗して学んでいきます。

「○○しなさい」よりは「○○になってたよ、次からは気を付けてね」と注意するだけです。

 

何回言ってもできない場合は、子供と相談して子供ができるように環境設定しましょう。

子供が「自分はこうすればできるようになる」と知ることもできます。

 

 

どうすれば良かったかを教える

「どうすれば良かったか」を教えてあげましょう。

子供はまだ経験値が低いので、知らない場合もあります。

年齢が上がってくれば、「どうすれば良かったと思う?」と聞いてみるのもアリですね。

 

子供が知らない・分からない場合もあるので、早まって怒らないようにしましょう。

 

お願いする

例えば「やらないから怒る」場面も、子育てをしていると多いです。

上から目線で「やれ」では、子供はやる気が起きません。

 

「○○してくれると助かります、お願いします!」と頼むと、我が家の息子たちはやってくれます(今のところ)

毎回だと効果が薄れるので、ここぞって時に使います。

 

普段も軽い口調で…

  • 「○○やってくれると、助かるなー」
  • 「今いっぱいいっぱいだから、○○やってくれると余裕できるなー」

押し付けず、人助けになる感覚にすると、我が家では効果があります。

 

 

私メッセージ

「お母さんは悲しいんだけどー」と、怒る前の感情を伝えます。

アンガーマネジメントで言う、一次感情です。

 

「怒る」につながった最初の感情を伝えた方が、子供には分かりやすいんです。

「ちょっと、それはツラいッス」と言われると、「ごめん」と反省しやすいです。

 

らくママ
らくママ

自分が「こういうことを言ったり、すると悲しくさせる」と知ることができます。

 

悪い叱り方に気を付けよう

 

悪い怒り方は、二次障害になるリスクが高くなります。

お母さんも、余計に大変になるので気を付けましょう!

 

叩く

 

叩いて教育すると「暴力は人を言いなりにさせる力がある」と学んでしまうそうです。

つまり外で人に暴力をふるってしまう子になってしまい、親は謝罪を繰り返すハメになるかも。

 

お母さんも旦那さんに叩かれて注意されたら、どうでしょうか?

私は離婚を考えるかもしれません。

 

今の時代では、「叩く」は犯罪です。

 

長時間叱る

長々言われても、何が言いたいのか子供に伝わりません。

1回につき、言いたいことは1つだけに絞る。

 

長時間叱られ続けたら、心が壊れてしまいます。

大人だって、同じことをされたらイヤだし、ネチネチ言われてやる気にもなれないですよね。

パワハラの定番なので、気を付けましょう。

 

傷つける言葉

 

子供を傷つけること

  • 皮肉・嫌味を言う
  • 他人と比べて叱ると、強い劣等感を抱える
  • 「悪い子だ」と人格を否定すると、やる気のない子に育つ
  • 無視したり、突き放したりするのはダメ。

 

親から言われて傷つけられた言葉って、忘れることができません。

なかったことにできないので、気を付けましょう。

私も気を付けます。

 

無理やり納得させ

 

無理やりだろうな例

  • 「もし、それをもう一度したら」の脅し
  • すぐに謝らせようとする

 

早く解決させたいのかもしれないけど、解決にはなっていないですね。

子供は「結局、謝ればいい」と間違って学んでしまいます。

 

トラブルは社会性を学ぶチャンスなので、丁寧に対応していきたいところです。

 

 

怒りすぎたらフォローしよう

 

親だって、ただの人間です。

感情的に怒ってしまう時もあるでしょう。

私も余裕がなくなったら、言い方がキツくなることがあります。

 

素直に謝る

もう怒りすぎてしまった場合は、子供の見本になるように、素直に謝罪しましょう。

「すいませんでした!」と、最初はいいづらかったんですが、回数を重ねると慣れました。

そうすると、子供も素直に謝ってくれる機会が増えました。

 

怒りすぎてしまった後の謝罪はむずかしい時もあります。

でも「なって欲しい子供の見本にもなる」というメリットを思いながら、謝罪しています。

 

子供がすねた場合

子どもが「僕の事、嫌いなんだね」など言ってきたら、「今は愛について話す時じゃないの。なぜママが怒っているかを話す時なの」と伝える。

何かの本で読んだアドバイスです。

 

私もあるけど、発達障害の子どもは悪い記憶が強く残りがちだとか。

素直に「悪いことばかり思いださずに、お母さんがあなたにしてきたいいことも思いだしてよ」と伝えます。

これは「自分が悪いことばかり思いだしてしまうから気を付けよう」と認知して欲しいのもあります。

 

まとめ

 

怒る基準の見直しと、怒らないで伝えることを気を付けたら、私は怒る回数がすごく減らせました。

怒ると血圧も上がるし、ストレスにもなるので、自分の健康面でもいいです。

 

怒りすぎると、二次障害のなるリスクが上がる。

怒りすぎないようにしたら、子供も穏やかになりました。

 

それで、結局怒らない方がラクだと感じるんだと思います。

 

関連記事

【子供に優しくなれる】発達障害の子育て・家事を楽にする方法

続きを見る

 

【発達障害の子育て】おススメのアイテムで楽になりました

続きを見る

 

発達障害の子育てでストレスをためない方法【短気の母でも効果あり】

続きを見る

 




おすすめコンテンツ

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

らくママ

「面倒くさい」が口グセのズボラな母親│少し大変な発達障害の子育て・家事・ワーママの仕事を、少しでも楽にするコツ・方法を研究中

-発達障害の子育て
-, , ,