私の子供、2人とも特別支援教室を利用しています。
長男は特別支援教室の前に通級も利用していました。
子供を2人通わせた私の特別支援教室に関する体験談・感想をまとめてみました。
参考になれば、うれしいです。
本記事の内容
- 子供たちを利用させて知った特別支援教室と通級の違い
- 公開授業で見た特別支援教室の授業内容
長男と次男が療育センターや支援教室で利用している療育のアイテムを紹介しています
らくママtwitter @mamanews2016
特別支援教室と通級との違い
私の長男は通級も特別支援教室も利用していました。
特別支援教室と通級の共通点は…
- 発達障害の子供にあった方法で授業をするクラスです。
- どちらも通常級に在籍しながら、週に1回程度通うスタイルです。
特別支援教室と通級の基本的な違いは…
- 特別支援教室は各学校にあり、通級だと地域に数校に設置になっています。
具体的な違いも紹介します。
親が送迎しなくていい
長男の学校には通級がなかったので、毎週、通級の設置校に親が送迎していました。
私の場合、下に幼稚園児もいたので、通級のある朝は大変でした…
通級で送迎バスがある地域もあるようです。
うらやましかった…
特別支援教室になってからは…
在籍校の教室なので、親の送迎はなくなりました!
子供本人が時間になったら、支援教室に向かいます。
低学年の場合は、先生がお迎えに来てくれていたようです。

私にとっては、これが最大のメリットです。
大きな負担を減らせました。
ムダに授業を抜けずに良くなった
通級の場合
通級はとにかく同じ学年の子供たちで半日、通級の授業を受けると固定で決まっていました。
- 運動が苦手じゃなくても、運動の授業も一緒に受けていました。
- 通級の日に在籍校の学校行事が1時間だけでもあった場合は、学校行事優先なので通級は休みになっていました
特別支援教室の場合
特別支援教室だと苦手な授業だけ受ければいいんです。
学校内での行事と重ならなければ、特別支援教室の授業を受けることができます。
ポイント
勉強の遅れや抜けと特別支援の授業の休みも減らせます。
引継ぎが楽になり、連携力が高まった
これは通級から特別支援教室になったから…じゃないかもしれませんが…
ちょうどそのタイミングで、「個別指導計画」というシステムが開始されました。
個別支援計画というシートに、支援教室の先生・通常級の担任・保護者の要望や支援方法などまとめるようになりました。

私は毎年サポートブックを渡さなくてよくなりました。
情報を共有できるようになったので連携も安心できるようになりました。
特別支援教室の授業内容
私の子供たちの通う自治体では、この3つの課題にアプローチする授業が用意されています。
ソーシャルスキル・トレーニング
コミュニケーションのスキルを学ぶ授業です。
- 自分が怒った時はどうなる?
- ゲームで負けても怒ったり泣いたりしない
公開授業で見た時は…
- まずは勝った時・負けた後のふるまいについて○か×か△かと意見を聞きながら、みんな感じ方・考え方が違うことも知ることができました。
- 実際に少人数でゲームを実践。
- 話し合った後だったこともあってか、負けて泣いたり怒ったりする子はいませんでした。
「トータス」というメダルゲームをしました。
ねくったメダルの裏面の数字が足してぴったり10になるとメダルがもらえて、メダルが多いと勝ちとゲームです。
暗算も鍛えられて親としては「いいゲームだわ」と思えました。

負けても怒らない・泣かないという体験をしているだけでも、普段でも実行しやすくなります。
学習支援
学習支援は、学習の際に関わるスキルアップを目指す授業です。
- 注意力や集中力、学習に必要な読む・書く・聞く・話す・計算・推論などのスキルアップ
- 手先を使った作業
具体的には…
点むすびや迷路などのプリントが多いようです。
次男は書字が苦手なので、それに加えて字を大きく書くことを意識するようなプリントもしているようです。
またビジョントレーニングも取り入れています。
運動
楽しくスモールステップで運動を習得していきます。
運動だけでなく、体育に関するルール、勝ち負けの対応法なども学びます。
子供たちも以前は受けていて、運動会近くになれば運動会でやるダンスなども教えてくれました。

苦手ななわとびなどもスモールステップで指導してくれて、長男はおかげで跳べるようになりました。
特別支援教室と通級の違いのまとめ
とにかく私の場合は、通級から特別支援教室に変わってから送迎がなくなったのが大きく助かったことです。

支援を受けやすくして、困っている子が減るといいなと思います。