うちの子供たちは、小さな頃から療育を受けてきています。
- 未就学児から療育センターに通って感覚統合のトレーニングを受けていました。
- 小学校では特別支援教室も利用しています。
- 長男は、放課後デイサービス・病院の感覚統合も行きました。
ここで紹介する療育は、おもちゃで遊ぶことと変わりはありません。
保護者はどうせ遊ぶなら、ちょっと療育になってラッキーと思っています。
発達障害の子供は特に楽しくないとしてくれないので、支援者さんは工夫して考えてくれているんです。
本記事の内容
- 2人が療育で利用したおもちゃを紹介します
らくママtwitter @mamanews2016
発達障害の療育のおもちゃ①指先トレーニング
子供たちが未就学の時に療育センターで遊んでいたおもちゃを紹介します。
2人とも不器用だったので、指先を使ったおもちゃはよく遊んでいました。
ここでは、指先を使ったおもちゃを紹介します。
ぐらぐらゲーム|力加減
これは力加減とバランスを考えるゲームになっています。
本体の底は丸くなっているので不安定なんです。
そんな土台に人形を置くとグラグラ揺れるんです。

これは子供たち2人とも気に入っていました。
スリルがあって、家族でやると盛り上がりますよ。
ジュース自販機のおもちゃ|指先を動かす
これは指先で細かい作業をするトレーニングになります。
- おもちゃのコインを自販機の投入口(細長い穴)に入れます。
- レバーを引くと、缶ジュースが出てきます。
- 出てきた缶ジュースは後ろに入れて、また繰り返し遊べるようになっています。

これらの作業で、指先のトレーニングになるんです。
小さい子は1人で集中して遊んでくれそうです。
ビーズ通し|指先と集中
小学生になってからは、小さなビーズの紐通しをしました。
これは家庭療育でも取り入れています。
ちなみに未就学児の頃は、もう少し大きな紐通しでした。

今でも子供たちは自分で遊ぶこともあります。
気に入ったカラーリングができると、気持ち良いようです。
発達障害の療育のおもちゃ②コミュニケーション
コミュニケーションを楽しみながら学べるカードゲームを紹介します。
最近はカードゲームは種類が豊富で、大人も本気で楽しめるものが多いです。
はぁっていうゲーム|相手の顔と声に注目
画像は幻冬舎eduより
これは声と表情だけで、どんなシチュエーションで言ったかを当ててもらうゲームです。
上の画像にもありますが、例えば「ハァ」を下の決められたシチュエーションから言うようになっています。
- なんで?
- 力をためる
- ぼうぜんの
- 感心の
- 怒りの
- とぼけの
- おどろきの
- 失恋の
細かい違いを表現できるか、当てる方はキャッチできるかがポイントです。
相手の気持ちや表情にうとい自閉症スペクトラムの子には、最適のゲームになっています。

しかし苦手ゆえに、長男はこのゲームは好きじゃないんですよね。
表現をするのが難しいようです。
アンゲーム|違う考えがあることを知る
アンゲームは、人の話を聞く、違う考えがあることを知れるゲームです。
すごろくで止まったマスの質問文に対して意見を言うゲームです。
療育では、すごろくの内容を時事ニュースも交えてやってくれています。
先生と私も参加して、それぞれの意見を言います。
あえて長男とは違う考えを言うようにすることもあります。
長男は話が長いという特徴があるので…
小学生低学年の支援教室では、「1分間話す」という枠を設定していました。
これはすごく効果がありましたね。

アンゲームじゃなくても、テレビなど見てても質問したり意見交換は家族でよくしています。
発達障害の療育のおもちゃ③集中力・思考力
考える・集中できるおもちゃも最近は豊富にそろっています。
中でも、定番になりつつある2つのおもちゃを紹介します。
賢人パズル|集中・空間認知力
立体パズルを模倣するおもちゃです。
見本を見て、色をヒントに同じように組み立てます。
長男も次男も現在も夢中でやっております。
長男は放デイで、次男は支援教室でやっています。
完成した時の達成感が気持ち良いんだそうです。
長男も、なかなか出来なくても完成できるまではやめられません。
こんな時の集中力はすさまじいです。

子供は、楽しければ集中できるんだなと実感できます
アルゴ|論理とひらめき
色や出ている数字をヒントに、見えない数字を推理して当てるゲームです。
同じ数字で白黒のカードがあります。
黒は前、白は後ろに並べるルールです。
このゲームのポイントは…
- 自分が持っている数字や色から、相手が何の数字を持っているかを考えるんです。
- ただ自分の数字もバレないように、相手の数字を予想して伝えないといけません。

チップがついていませが使ったことないので、優しいルールにしてもらっているようです。
それでも、大人でも本気で楽しめます。
トータスメダル|記憶と足し算
これは神経衰弱をしながら足し算もするカードゲームです。
ちょうど足して10になるようにメダルをひっくり返していきます。
10にならないとまたメダルの数字を隠して、数字をおぼえないといけません。
記憶と計算力が鍛えられるんです。

うちの子供たちも好きなゲームで、盛り上がりますよ。
私の発達障害の子供の育て方をまとめた記事一覧があります。
発達障害の療育のおもちゃ④まとめ
療育で利用したおもちゃを紹介しました。
家族で楽しい時間を過ごすことは、療育よりも子供にとって大きなメリットになると思います。
親子の楽しい時間のきっかけにもなると思います。
この記事で紹介した療育のおもちゃ