学校と勉強

【発達障害の子育て】新小学1年生の不安を少しでも和らげる

2023年3月5日

 

 

うちの長男はADHDとASDの混合タイプです。

初めての場所には不安が強くなります。

 

私がやった長男の不安を小さくするためにやったことを、参考になればと思いまとめました。

 

就学相談

発達障害がある場合は、就学相談を受けることをおススメします。

私の長男も受けて判定してもらいました。

 

教育委員会に連絡する

就学相談を受けるには、自分から動かなくてはいけませんでした。

自分で教育委員会に電話して、「就学相談を受けたいです」と伝えました。

すると日時や場所を言われて、予約を取りました。

 

就学相談の内容

子どもだけ呼ばれて、別室で質問をされたそうです。

あと遊んでいる様子を見て、判断されているようです。

 

通常級か特別支援学級か

長男の就学相談の判定は、「通常級在籍で通級利用」だったので、言われたとおりにしました。

ただ今の私なら、特別支援学級に入れておきたかったなぁと思っています。

やっぱり、がんばらないといけない状態が続くのは大変です。

頑張らなくても通い続ける環境が大事だと思っています。

 

練習をする

発達障害の子は、習得するには時間がかかることもあります。

余裕のあるうちに、少しずつ進められるように先取りで練習しておくのもおススメです。

 

登下校

うちも1月くらいから数回、登下校の道を一緒に歩きました。

危険な場所や子供が食いつきそうなポイントをチェックしておくことも大事ですね。

 

小学1年生なら、親御さんに余裕があれば1学期のうちは送迎もおススメします。

特に月曜日と金曜日は、荷物が多くて大変そうな子も見かけるので、余裕があればですが…

 

 

うちの子供達はとにかく手ぶらになりたがっていました。

 

書く練習

完璧は目指さなくても、書く練習はさせました。

とは言っても、最近は保育園でも年長になると練習します。

字だけじゃなく、迷路をなぞるなど書くことに慣れさせるようにしました。

それでも苦労はしましたけど、しなかったらもっと苦労も大きかったかもしれなかったです。

 

 

さんかく鉛筆は不器用な子でも握りやすいので、長男も利用していました。

 

見通しを持たせる

長男の場合は、とにかく見通しを持たせることが重要でした。

全く知らない世界よりは、少しは知っていた方が大人でも安心します。

 

「小学校はこんなところ」と知れるものが様々あり、長男にも伝えていました。

 

テレビ番組を観る

すたあと NHK 

小学校1年生の子供達が、いろいろなことにチャレンジしています。

一緒に参加できそうですね。

NHKで動画ページもあります。

 

でーきた

小学1年生の教室が舞台です。

他の子が思っていることや視点が取り上げられるので、とても勉強になります。

長男の時代は、こちらで知っていきました。

NHKの動画ページあります。

 

絵本を見る

我が家もこの下で紹介している小学校はどんなところか知ることができる絵本を読んでいました。

見通しが持てるので、長男の不安解消にも役立ちました。

 

一年生になったら、どんな一日を過ごすのかな? 朝の集団登校や、国語や算数のお勉強、おいしい給食、たくさんの友だち…。わくわく、わいわい、楽しいことがいっぱいの新一年生の生活を紹介する大型絵本。

 

はるです。さくらのはながまんかいになって、しゅんちゃんは1ねんせいになりました。1ねんせいって、なにをするのかな?どんなぎょうじがあるのかな?さあ、もりだくさんな1ねんせいの1ねんのはじまり、はじまり。

 

4がつになりました。しゅんちゃんは、1ねんせい。ランドセルせおって、げんきにがっこうです。きょうは、2ねんせいのおにいさん、おねえさんと、がっこうたんけんをするんだって。がっこうにはなにがあるのかな?どんなきょうしつがあるのかな?さあ、がっこうたんけんのはじまり、はじまり。

 

 

学校ってどんなところ?登校、朝の会、国語、算数、休み時間、給食、そうじ…と、小学1年生のクラスの1日を追った画期的な絵本

 

学校に連れていく

次男は診断はされていませんが、新しい場所には不安がある方でした。

なので、長男の授業参観などには積極的に次男を連れて行っていました。

小学校の授業の様子なども見せていました。

そのおかげもあってか、次男は小学校に行くことには不安は小さかったようです。

 

見学させてもらう

長男は小学校の入学式の前に、学校を見学させてもらいました。

事情を話すと、すんなり見学させてもらいました。

 

入学式が行われる体育館と、1年生の教室、トイレを見せてもらいました。

これだけでも長男の不安は小さくなったのか、落ち着いて過ごせました。

 

準備すること

地域によって違うので、あくまでも目安です。

1年前から、やることはあるので忘れないようにしましょう。

 

1年前から始める準備ダイアリー

  • 4月/先輩ママから少しずつ情報収集
  • 5~7月/(私立)学校説明会
  • 7月~/ランドセルオーダー(特に人気工房は早めに)
  • 10月/(公立)学校説明会(私立)願書提出
  • 10月~11月/(公立)学校公開・体験入学(私立)考査日・合格発表
  • 11月/(公立)就学前検診
  • 11~12月/入学手続き
  • 12月/学習机などインテリアの準備・式服の下見など
  • 1月/お名前シール発注
  • 2月/(公立)入学説明会
  • 2~3月/卒園式・謝恩会などの準備・文房具・持ち物・式服などの準備

 

親の対応

「○○はできないと」「小学生になれない」など、不安を大きくすることは言わないように気を付けたいです。

つい、言っちゃう大人が多いですよね。

「小学校は○○みたいに楽しいこともするよ」と、楽しみにさせる声掛けが大事です。

うちの子は食いしん坊なので、「給食がおいしいらしいよ」と言っていました。

 

 

まとめ

私も長男が小学校に入る前は不安がありました。

上では書いてませんが、保育園の年長の時に、発達障害児ママのサークルにも入りました。

そこで、学校でトラブルや問題になりやすいあるある、それらの対応なども教えてもらいました。

入学した後も、相談に乗ってもらい助かりました。

 

長男は通常級でがんばりすぎて、5年生で不登校になりました。

本田秀夫先生もよくおっしゃっているのが…

子供ががんばらないでも通える環境がとにかく大事です。

 

 




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「面倒くさい」が口グセのズボラな母親│少し大変な発達障害の子育て・家事・ワーママの仕事を、少しでも楽にするコツ・方法を研究中

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